夏の風物詩、夕立。 しちがつさんじゅういちにち 夕立は別名、白雨とも言って、晴れているように明るい。 突然の雨に、慌てて走る人…軒下で雨宿りをする人…開き直って濡れたまま歩いている人…様々いて面白い。 夕立の後は、さっぱりと涼しく、空気もどこかすっきりと清々しい。
蛇と戯れる熱帯夜。 しちがつさんじゅうにち 手足に巻き付けてみたり、お腹の上を這わせてみたり…ひんやりしっとり、気持ち良い。なんたって蛇は変温動物だからね。 もう体長一メートル以上ある。 日々、順調に成長しております。
いつでもどこでも珈琲を飲む。 しちがつにじゅうくにち 何なら、熱々のをTHERMOSの魔法瓶に淹れて、大事に持ち歩いている。 …ここまでいくと、病気ですか。カフェイン中毒なのかしら。しかし他のカフェイン飲料には特に興味はない。
日に三杯は、珈琲を飲みます。 しちがつにじゅうはちにち 今の季節、カフェでもコンビニでも人気なのが、氷のガラゴロ入ったグラスの中へ注がれる、キリッと冷えたアイスコーヒー…だけれども、自分は真夏でも、珈琲はホットである。冷たいものが飲みたい場合は、水か麦茶を飲みます。 アイスコーヒーなんて邪道!と言うつもりはないが、「アイスコーヒーとホットコーヒーって何か違うの?冷たいか熱いかだけじゃない?」と思っている人には申しあげたい…アイスコーヒーとホットコーヒーは似て非なる、全くの別物なのだという事を。 まず、ホットコーヒーと比較すると、アイスコーヒーには、香りがない。 珈琲にとって、香りは欠かせない要素である。珈琲の売りは芳香だ、と言いきってしまっても過言でない。 それに反して、冷たいものは、香りが立ちにくいもの。 つまり、香り立たないアイスコーヒーでは、珈琲の魅力が半減…いや、激減しているのである。 次に、風味がない。 こんな事を書くと「通ぶっていやがる」などと言われそうだけれども、珈琲には、ただ苦いだけでなく、仄かな酸味や甘みがあるのである。 しかしながら、人の味覚は冷たいものには鈍くなる傾向があるので、冷たくても味が感じられるように、アイスコーヒーの豆は大抵かなりの深煎りで、物凄く濃く抽出してあるのです。 しかしその場合、苦味だけが強調されて、繊細な甘みなんかは感じられなくなってしまい、味が単調になる。 夏にもホットコーヒーを好んで飲むのには、以上のような理由があるのである。 決して、冷え対策でもなければ、修行僧なわけでもないのである。 もし連れに夏でもふぅふぅ言いながらホットコーヒーを飲みたがる子がいても、好奇の眼差しで、見ないであげてください。 ホットにせよアイスにせよ、珈琲は、発汗作用や利尿作用、そして抗酸化作用があり、夏バテ防止には最適な飲み物である。 夏は是非、冷房のきいた部屋で、熱い珈琲を。 ちなみにアイスコーヒーは、日本人が発案した飲み物である。 52へぇ。