地域ごとに見た内訳が面白い。 ごがつじゅうくにち 反対が賛成を上回った区を見てみると、生活保護の受給者率が高い区と、見事に被っている。 ここまで分かりやすいと、もはや愉快、滑稽である。 市の財源をあてにして寄生するような輩に、参政権など与えなくてよろしい。
投票の結果、否決だそうだ。 ごがつじゅうはちにち 二十代から五十代の多くは「賛成」だったものの、六十五歳以上の「反対」が圧倒的だったらしい。 そもそもの人口比率から考えて、あの世代が多く入れれば、票は自動的にそちらへ傾くだろう。 テレビなどメディアは反対を煽っていたし、ただでさえ保守的な上にテレビにかじりつきの高齢者が、反対するのは目に見えていた。 しかしこう言っては何だが、棺桶に片足を突っ込んでいる、下手したら既に両足突っ込んで後は横たわるだけの人も多い世代に、未来の選択をさせて良いものか。 二十代の一票は二票分として見なす、など何かしらバランスをとらなければ、どんどん老人達に都合の良い世の中になってしまう。 いっその事、ある一定の年齢以上には、投票権を与えなくて良いのではないだろうか。 文字どおり、『隠居』して頂きたいものである。
大阪の今後を決める住民投票。 ごがつじゅうしちにち 自分は今日用事があったので、朝一番に行ってきた。 「大賛成」と書きたかったが、『賛成か反対か、それ以外は書かないでください』とあるので、大人しく「賛成」と書いて投票。 現状維持は、つまらない。
所用あって京都、烏丸へ。 ごがつじゅうろくにち 用事が思いの外早く片付いたので、以前から気になっていた〈マエダコーヒー〉へ寄ってみた。 足を踏み入れてすぐ右を見れば大きな焙煎機、店内は落ち着いた調度品、古めかしいアップライトピアノが飾ってあり、ロマンが擽られる。 「龍之介」というブレンドを注文した。これは旨い。本当に四百円で良いのかしら、と疑うほどに美味しかったです。 一九七一年に創業、現在は烏丸の本店を含め、京都に五店舗を構えているらしい。 他の店舗へも、是非行ってみたいものである。
ハクさまを迎えて、二週間。 ごがつじゅうごにち シェルターから出ている事が、少しずつ多くなり、その姿をまじまじと眺められる機会も、漸く増えてきた。 面白い事には、ドライヤーを使っていると、にょろにょろと出てくる。どうも、音が気になるらしいのである。 ストレスになっていないと良いのだが、どうだろうか。
最高気温、三十度。真夏日。 ごがつじゅうよっか 昼は日差したっぷり、夜は湿気たっぷり、蒸し暑くて汗ばんでいるんだか湿気なんだか、衣服がまとわりつくような、たまらない一日だった。 一方、北海道は冬の寒さだったようで、一部では雪が降ったらしいです。
五月の嵐、という言葉がある。 ごがつじゅうさんにち 昨夜はまさにそれで、自室の窓を雨が叩き、風が揺らすので眠れなかった。 ところで、今日は「メイストームデー」である。 ヴァレンタインデーから数えて『八十八夜の別れ霜』、別れを切り出すに最適な日なのだそうだ。 人間の気持ちの、熱が冷める現象はとても切ない。どんなに情熱的に愛でていた物に対しても、まるで全て夢か幻だったかのように、無関心になれる。そんな冷酷な生き物である。 大抵後から嘘になるのだから、『好き』だの『愛』だのという言葉は、むやみに口にしない方が良いのかもしれない。 せいぜい、行為中に口走るくらいに留めておくのがよろしい。